あいつこそがテニスの王子様 ミュージカル「テニスの王子様」THE IMPERIAL MATCH氷帝学園より

行け越前 お前の行く手には 俺たちの世界がある
飛べ越前 何も恐れぬ お前のクールなガッツを見せてくれ
そこだ越前
(「よそみしてていーの?」)
稲妻と見まごう
「どんどん行くよ!」
ツイストサーブで決めろ
「またツイストサーブ決まったー!」
いいぞ越前 目にも留まらぬ スピードを持つスマッシュをぶちかませ

「返せない球じゃないんだよ」
「あぁっ、ツイストサーブを返された!」
「・・・いいや」
「あのツイストサーブは」
「本気じゃねぇ!」
「ワザとおチビのやつ・・・」
「ああ」
「返せるレベルで打ちやがった」

ゴー越前
(「あれ零式!?」)
果敢な態度で
(「何なんだこの一年は・・・!」)
新しい技操れ
「どんどん行くよ」
オーライ越前
(「すごいよリョーマ君!」)
怯むんじゃないよ

(「零式ドロップをいつの間に・・・」)
お前に不可能なことは何も無い
(「しかしラケットヘッドが30センチも下がっていたらバレバレだよ。」)
(「2度目は通用しないな!」)
(「ちぇっ」)

あらゆる人を瞠目させるお前のテニスは至高の技
お前は青学の柱になれ 俺たちの栄光を導け

「出た出た!日吉の演武テニス!」
「日吉の奴、あの独自のフォームに変えて急に伸びてきたよな」

(「アイツの実家が古武術の道場をやってるらしいわ。」)
(日吉にとってあのフォームが自然体なんや」)

相変わらずだぜ越前リョーマ 難易度の高いテクで試合を盛り上げる
お前は僕を熱くする お前は人を引き付ける

ベスト・テンション ベストコンディション ユー・アー・ザ・ベスト
ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・テニス

「まずいよっ越前!」
「何なんですか、アイツ!」
「やるね、彼・・・」
「こんなに早く台頭してくるとは・・・ノーマークだった!」
「何もデータないんですか?!」
(「いや・・・日吉若。2年。)
(アグレッシブベースライナー。性格は冷静沈着で他人に流されない。)
(少し神経質な面もあるが、常に前向きで虎視眈々と正レギュラーを狙っていたようだ。)
(誕生日は12月5日。血液型はAB型。好きな言葉は・・・」)
「下剋上だ!」

下剋上だぜ つぶせ のし上がるぜ頂上まで
追いかけるのが快感だぜ 追いついてぶっ潰してやる

下剋上って言うけど オレには関係ないさ
敵が強ければ強いほど 対等にぶつかりあうだけ

下剋上だぜ 下剋上だぜ つぶせ!
「オレは上に行くよ」

(「今度は越前君の反撃 ドライブBです!すごいです!両者一歩もゆずらないです!」)
「お互い大技出しまくりだな」
「いけぇー!越前君!」

ボクの目標さ越前リョーマ まっすぐ見据えた視線 ゆらぐ事など無い
お前は俺を熱くするお前は人を引き付ける

ベスト・テンション ベストコンディション ユー・アー・ザ・ベスト
ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・テニス

「樺地、なんか震えてへん?」
「そういう侑士、お前も」
「・・・あ」
「俺もだけど・・・」
「何としても勝て、日吉!俺たちはここで終わるわけにはいかない!」

「チビ助・・・あと10ゲームはいける!」
「フーン俺あと20ゲームはいけるよ」「へらずグチを・・・!」

(「おい小僧、相手が緩急を付け始めたぜ。)
(あの時の俺と同じだ。さあ、どうする小僧?」)

お前の真摯な態度は むかつくほどだぜ
しかし 人の心を動かす そのオーラは何だ

俺に人生を考えさせる 強さゆえの厳しさ
その高貴な輝きに人はまばたきを忘れる
照れくさいほどの 呼び名が似合う
お前はまさしく テニスの王子様

ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・テニス

「うおおーっ!すげえ、越前止まんねぇ~!」
「リョーマ君すごい!」
「そうか 越前のやつ ずっと補欠で、みんなの試合見てて、うっぷんが溜まってたんだな」
(「そして、あの手塚戦を目の前で見たんだ。」)
(いつも以上にテンションが上がってプレイ出来るのもうなずける。)
「いや、アレが本来の 彼のベストテンション なのかもしれない」
「ねえ、あと100ゲームやる?」

ベスト・テンション ベストコンディション ユー・アー・ザ・ベスト
ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・テニス



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