女のかぞえ唄

潮風乗って港のカモメ
あの人恋しいと 泣いている
日暮れ間近の女の宿に
泊るは 北の風と波の音
帰ってくるはずないのにネ
窓に書きます罪ごころ
漁火灯台女のかぞえ唄

何処からきたか波止場に霧が
あの人逢いたいと降っている
夜明け間近の港の船は
今日も海の彼方へ旅に出る...
泣いてちゃ何にも見えないネ
あなたを待ってる港町
海鳴り引き潮女のかぞえ唄

このまま夢であなたと逢えて
眠っていたいよ窓灯り
涙も枯れた夜明けの波止場
朝待つ女の夢を凍らせて
帰ってくるはずないのにネ
誰かが答える港町
夕焼け海猫女のかぞえ唄
帰ってくるはずないのにネ
誰かが待ってる港町
漁火灯台女のかぞえ唄



Credits
Writer(s): Ikuzo Yoshi, Tadashige Matsui, 吉幾三, 松井忠重
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