Sad number

ベイベー
君とうまく話したいけど
ふたり歩けば
ファニーシングス
くだらないやりとりのひとつも

こころに
留めたくて蓋をしてたの
そんなこと思い出して言う
「あくびがうつるくらい
そばにいたのに」

夜行バスは行き先の
名前を隠して
約束どおりすぎてく
春も連れ去ってしまえば

答え合わせさえ
できなかった夜も
置き去りになった
例えばの話なら
また意味もないこと
ふたりで笑ってたかもね
さようなら代わりの sad number

眠れないベッドの上
寝返りを打って
ラジオは教えてくれない
秘密をさがして
星が瞬きする間に
電波をさらって
季節運ぶぬるい風
春を連れ去ってしまえば

繰り返す日々を
時にふり返って
長いため息が
鼻歌に変わる頃
ただ君の街に
吹く風にのせるように
さようなら代わりの sad number



Credits
Writer(s): Jin Suzuki, Kazuki Inoue
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